監督便り Vol.32 2025 August

2025年8月25日

監督便り Vol.32 2025 August

拝啓 残暑厳しい折、OBOGの皆様におかれましては益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
監督になる前から日本とシンガポールを行き来しておりますが、本年は夏の期間を長く日本で過ごし、シンガポール以上の酷暑を体感致しました。

同志社戦
8月第1週には酷暑の京都にて第74回男子・第16回女子同志社戦を戦いました。結果は男女ともに惜敗(男子25-28、女子12-27)。「早稲田には難しくとも同志社には勝てるのでは」という安易な気持ちが、部内に無かったかを省みる必要があると痛感致しました。同志社には常に魅力的な選手が存在し、総合力で上回られることもあります。どの世代においても、我々は万全の準備と覚悟をもって臨まねばならないと改めて学んだ一戦でした。
その中で、女子100mにて藤井南月子(環1・鴎友)が11秒68(-0.1)で優勝し、塾記録を樹立。今季学生ランキング9位に入る好記録であり、1年生として必死に記録へ挑む姿勢は大いに評価すべきものであります。

蔵王合宿
同志社戦後は、長距離ブロックの合宿地・蔵王を中澤仁競走部部長と共に訪問し、選手を激励致しました。蔵王は朝夕は涼しく、選手達も明るい表情で練習に励んでおりました。
又、長距離合宿に向けてお願い致しました目標額300万円のご寄付は、OBOGをはじめ関係各位の温かいご支援により達成することが出来、8月下旬の北海道合宿へと繋げることが叶いました。改めて厚く御礼申し上げます。有難う御座いました。

第101回早慶戦
翌週は日吉にて第101回(女子第4回)の早慶対校戦を開催致しました。結果は男女ともに敗退(男子25-32、女子12-26)。男子は過去100回で慶應20勝・80敗という戦績であり、次の100回に向けて勝率を上げるべく努力して参らねばなりません。
在学4年間で一度も勝利を経験せず卒業する世代も少なくありません。108代も1年時には勝利を得ましたが、その後は勝てておりません。次代を担う109代には、来年こそチーム一丸となり勝利を掴むべく準備を進めて貰いたいと願っております。
その中で男子100mを10秒63(-3.2)で制した林明良(政3・攻玉社)は、早稲田との接戦を競り勝ち、来年の勝利に繋がる活躍を見せました。
本年は世界陸上東京大会の影響で主要大会が前倒しとなり、108代はこの早慶戦をもって引退する者が多く居ります。四年生として部を牽引する難しさ、結果を出すことの厳しさを体感した彼らだからこそ、後輩へ伝えられることも多いはず。是非とも後進への橋渡しを期待したいところです。

新体制発足
早慶戦にて世代交代を迎え、109代が始動致しました。新主将には須崎遥也(商3・丸亀)、新主務には飴野湊大(理3・慶應藤沢)が就任致しました。
世代を牽引してきた須崎主将が如何にして「強く、良いチーム」を体現し、飴野主務がそれを如何に浸透させるか、大いに楽しみにしております。

結びに
8月よりスタートした新チームは、まず10月18日の箱根駅伝予選会に照準を合わせております。ここでの成果が来季への大きな弾みとなります。勝利に向けて現役とOBOGが一体となる為にも、競走部員一同日々精進して参りますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

敬具

競走部 監督
鹿又 理