監督便り Vol.3 2022 Sep

2022年9月8日

監督便り Vol.3 2022 Sep

秋のシーズン到来です。明日からの日本インカレ、今月25日の早慶戦ももう間近になってまいりました。
シーズンを迎えるあたり、OBOGの皆様には夏季合宿中の長距離ブロックや跳躍ブロック、明日のインカレの差し入れ、次世代オリンピアン育成資金、箱根駅伝プロジェクト活動資金、更には箱根に向けてのクラウドファンディングと今夏は実に多くのお願いばかりをさせて頂いたにも関わらず差し入れは即日で完了し、クラウドファンディングもおよそ10日間で第一目標の500万に達成する事が出来ました。部員一同大変感謝しており、誠に有難う御座いました。

昨日、菅平で行われている長距離合宿に行って参りました。菅平の8月はラグビー合宿のメッカで有名ですが、9月からは箱根を目指す各校のメッカとして10校以上の大学が選抜合宿を行なっており、既に各校が着々と練習を積んでいる様子が伺えました。
菅平の前の紋別の合宿中、クラウドファンディングを始める直前に、現在、中長距離のコーチとして東京五輪、オレゴン世界陸上に選手を送り出している横田真人君(立教池袋、総合政策、2010卒)がZoom会議を開催してくれ、選手達にクラウドファンディングを行うにあたり、多くのアイデア、コメントを頂きました。クラウドファンディングとはただの寄付金集めでなく、自分達の姿を自分達から発信していくことの大事さに気付いたようでした。合宿中の選手達と話しても練習の充実振りに加え、箱根プロジェクト、クラウドファンディング、多くの方のサポートに感謝すると共に、自分のものとして改めて捉え、顔が変わってきたように思います。10月15日の予選会が楽しみになって参りました。

明日からの日本インカレは京都で開催され、競走部からは選手、スタッフ総勢43名で遠征に参ります。
特に注目は、男女4x100mRのメンバーが揃って調子を上げてきた事、フルエントリーする女子棒高跳の3名が複数入賞出来るか、4年間女子部門を引っ張ってきた細井衿菜さん(中京大中京、総合政策、4年)が最後のインカレの800mで勝ち切る事が出来るかどうか、今季自己ベストを大幅更新している豊田兼君(桐朋、環境情報、2年)が、110m H、400m、400mHを3日間でどの種目に出場し初優勝を目指すか、等々。レベルの高い日本インカレでも関東インカレで入賞したメンバーを中心に活躍が期待されます。
京都での開催は久しぶりですので、関西地区、中京地区の皆様には是非、現地にお越し頂き現役選手の活躍を生で観て頂ければと思います。
ご参考まで、競技日程は以下の通りです。http://iuau.jp/ev2022/91ic/91ic_kyoginittei-r.pdf

私もこれから京都に向かい選手達の最後の調整を確認して参ります。
京都でOBOGの皆様と久しぶりにお目に掛かれるのを楽しみにしております。

競走部監督
鹿又 理