監督便り Vol.20 2024 March

2024年3月27日

監督便り Vol.20 2024 March

不安定な気候が続く季節ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
これまで鹿又監督より配信しておりました監督便りですが、本年からは不定期で助監督からも配信をさせて頂くことになりました。
今回は坂本祐輝(2014年環境情報学部卒)よりお届けいたします。

昨年10月より改修に入っておりました日吉競技場も無事工事が完了し、去る3月23日のお披露目会が開催され、現役部員と共に多くのOBOGの方々がブルーのタータンと真新しい人工芝のフィールドを踏みしめました。
学生たちはこの半年間、様々な競技場で各ブロック毎に練習を重ねると共に1-1.5時間程度の全体MTGを月に複数回行い、今年のスローガンである「すゝめ」に対する各人の想いのシェアやブロックの課題に関する議論を重ねることで、チームとしての意思統一を試みてきました。
この改修期間は、如何に恵まれた環境で競走部生活を送れていたかということを身に染みて感じると共に、創意工夫をしながら結束を高めるべく過ごした大切な時間だったと思います。
4月からは新たな年度がスタートし多くの新入生が日吉キャンパスに訪れます。
私もその一人でしたが、一人でも多くの方が日吉競技場に魅了され、競走部に入部してくれることを願っています。

新たな出会いに思いを馳せる一方で、この季節につきものなのは友情を深めてきた4年生の卒業です。
先日3月23日に競走部納会が藤原記念館で行われました。
今年の4年生はコロナ禍真っ只中に入学し激動の中で競走部生活を送ってきた世代です。
様々な制約があり自由を奪われてしまったことも多くあったと思っていたのですが、伊藤達也前主将(商4、帝京大学)の挨拶では「全体集合がなかったからこそ、一人一人が部に対して何をすべきかということに向き合う時間が取れた。4年間の競走部生活において良いチームになるためにはどうすべきかを追求できることは学生の特権でありとても大切な時間だった」というコメントをしておりました。
伊藤前主将の人柄が溢れる素晴らしいコメントだと思ったと共に、競走部に集う部員たちの逞しさを感じました。
これからは我々と同じ立場のOBOGとして、競走部を外から温かく盛り上げてくれることを楽しみにしています。

さて、いよいよ第100回早慶戦やパリオリンピックなどビッグイベントが控える陸上シーズンの到来です。
競走部員達も3月中旬に国立競技場で行われた春季オープンを皮切りに、多くの選手がシーズンインをいたしました。
ご案内の方も多くいらっしゃると思いますが、競走部には以下2つのX(旧Twitter)アカウントがございます。

①「慶應義塾体育会競走部(@keio_tf)」
→ 公式戦・準公式戦の速報・HP更新を発信
② 「慶應義塾体育会競走部記録会速報」(@o_da_ndy)
→記録会に関する速報を中心に発信

先日皆様に頂いたアンケートの回答をもとに、サポートスタッフ陣がより伝わりやすい発信に向けて創意工夫をしておりますので、是非一人でも多くの方にフォロー頂けますと幸いです。

4月6日(土)には六大学対抗陸上競技大会が日吉競技場で開催されます。
是非現地にいらして頂けますと幸いです。
引き続きご声援の程よろしくお願いいたします。

競走部助監督
坂本 祐輝