【2018年3月】監督通信

2018年3月28日

【2018年3月】監督通信

いつも慶應競走部の活動にご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

監督就任後、100周年祝賀会で挨拶をさせていただいたとはいえ、その後の活動報告を怠っていたことをまずはお詫びするとともに、今後は定期的に(年に3~4回)、「監督通信」としてご報告をさせていただきたいと思いますので、宜しくお付き合い頂きますようお願い致します。

さて、今回の内容は大きく2点、①3月25日(日)に行われた納会と、②2018年度のシーズンインに向けて、のご報告です。

 

納会報告

2017年度の納会は3月25日(日)、日吉の学生食堂で行われました。現役部員、コーチ陣、OBにご出席いただき、総勢190名でにぎやかに開催されました。

卒業生は、6名の進学予定者を含め、それぞれ新たな環境に身を置きます。

主将を務めた小池祐貴と女子主将を務めた竹内爽香が社会人アスリートとして卒業後も本格的に競技を続け、東京五輪等日本代表での活躍を目指します。大いに期待したいと思いますので、皆様引き続きのご支援をお願いします。

『就活部会』の皆さんにご尽力いただき、比較的順調に進路が定まったものの、若干名の就職先未定者がおり、来年度に再チャレンジすることとなります。OB・OG訪問等で再びお世話になることもあろうかと思いますが、新4年生・院卒業予定者も含め、温かくご支援いただくようお願いします。

また、2017年度の塾記録表彰も下表の通り、併せて行いました。

 氏名種目記録日本ランキング
1中谷 浩崇(理工4)男子1500m3'45”4733位
2石井 克弥(環2)男子20㎞W1:25’50”40位
3竹内 爽香(総4)女子100m11”7111位
4樺沢 和佳菜(総1)女子1500m4'18”8312位
5樺沢 和佳菜(総1)女子5000m16'12”27
6樺沢 和佳菜(総1)女子ハーフマラソン1:14’40”
7加藤 明日美(法2)女子フルマラソン2:56’09”
8角田 ルアニィ(総1)女子棒高跳3m70㎝32位
9岡嵜 加奈(環2)女子ハンマー投41m61㎝

女子の躍進が目立つ結果となりましたが、下級生の名前も多く見られることから、今後も男女・種目を問わず、記録更新に期待したいと思います。

 

2018年シーズンインに向けて

いよいよ4月から本格的なシーズンがスタートします。

各ブロックとも合宿を終え、それぞれ順調な仕上がりをしているとの報告を受けています。

公式戦のスタートは4月7日(土)に日吉で行われる『東京六大学対抗』となります。ぜひとも応援をお願いします。

新戦力について、現時点で入学確定者の情報をお伝えしますと、

①酒井 由吾君(東京・南多摩中等) 
走り幅跳び:7m68/IH・国体チャンピオン

②畦地 将史君(千葉・東葛)
槍投げ:69m33/IHチャンピオン

③小野 友生君(宮城・東北)
1500M:3‘46“97/IH8位

④鐘ヶ江 周君(長崎・青雲)
槍投げ:63m60/IH決勝進出

⑤小澤 亮太君(埼玉・慶應志木)
400M:48“14/IH準決勝進出

その他、400mで2名の47秒台記録保持者など、男女・各種目で入学が決まっています。

 

今回、箱根駅伝強化プロジェクトの一環として注力した中・長距離の勧誘活動の成果もあり、AO入試はもとより、指定校推薦、法学部FIT入試、一般受験での入学者など、幅広いルート・種目での新入生獲得に成功しました。

慶應のネームバリューは勧誘時に大きなアドバンテージになる反面、『合格保証』ができないことがハンディキャップになっていることはご承知のとおりです。しかしながら、そのことを嘆いても仕方ありませんので、これまで同様地道な勧誘活動を重ね、慶應ファン・競走部ファン~受験希望者を増やして入学・入部希望者数を拡大するしかありません。

慶應得意の人的ネットワークの強さを活用した勧誘活動へのご協力をぜひともお願いします。

今年の関東インカレは、5月24日(木)~27日(日)に相模原ギオンスタジアムで開催されます。交通アクセスも悪く、観戦・応援をお願いするのも心苦しいような場所の競技場であり、普段から日吉のようなアクセス至便の環境に慣れ親しんでいる身には正直ちょっと敬遠したくもなります。

昨年は女子の大躍進と男子の薄氷を踏む残留劇が見られた関東インカレですが、今年も例年同様、ハラハラ・ドキドキの試合展開が予想されます。是非OB・OGの皆さんの力強く、温かい応援をお願いします。

以上、簡単にこの間の活動と今後の日程に関するご報告をさせていただきましたが、OB・OGの皆様が学生だった頃と同様、現役部員たちも与えられた環境の中で、競技力・人間力の向上に真摯に取り組んでいます。

今後とも、皆様方の物心両面の温かい支援を頂きますよう、お願いします。

競走部監督・鈴木岳生

(以上)