監督通信

監督通信

2018年を迎えるにあたって

 2018年は根岸祐太(経3・志木高出身)の箱根本戦出場で迎え、縁起の良い年明けとなりました。競走部OB・OGに加え、平塚~藤沢近隣にお住まいの地域三田会の皆様にも沢山の応援をいただき、厚く御礼申し上げます。

根岸も沿道の声援に大いに力づけられ、持てる力を十分に出し奮闘してくれました。ただ、あくまで目指すところは、慶応義塾大学としての本戦出場であり、チームとして戦うことですので、一層の奮起・努力を期するところです。

昨年は創部100周年の節目の年であり、今年は次の100年に向けた新しいスタートの年であると考えております。

本年は文字通り次の第一歩を踏み出す1年となりますので、対校戦やインカレなどの公式戦での成果につなげるべく、全部員・サポートスタッフ一同、地に足をつけた地道な努力を重ねていく所存です。

OB・OGの皆様には、これまで以上に物心両面のご支援・激励を頂きますよう、お願い申し上げます。

競走部監督・鈴木岳生

 

【2018年7月】監督通信

いつも慶應競走部の活動にご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
2018年シーズンインに先立つ3月以来の「監督通信」をお送りさせていただきます。

 

①大会結果報告

(1)関東インカレ 【5月24日(木)~27日(日)、於:相模原ギオンスタジアム】

今年も厳しい戦いとなることが戦前から予想されていましたが、それは毎度おなじみのこと。選手たちはそれぞれのベストを尽くすべく、試合に臨みました。
男子1部では、大会2日目の走幅跳で1年生の酒井が追い風参考ながら8m31cmの大ジャンプで優勝し、チームを勢いづける大興奮の展開となりました。しかしながらそれ以降は各選手が善戦しつつも惜しくも決勝進出を逃すなど、じりじりする展開となり、最終日の数種目を残す中で、慶應・流通経済・明治・日体の4校が残留を掛けた激戦を繰り広げました。慶應は主将の永田が200mで5位入賞を果たしたものの、他校の選手もそれを上回る頑張りを見せ、総合16位となり流通経済とともに2部陥落となりました。
女子では樺沢が1500mで優勝、カラザーズが400Hで7位、森がやり投で8位入賞を果たし、昨年ほどの大躍進とまでは行きませんでしたが、慶應の存在感を示す結果を残しました。
男子3部(大学院)でも、和田が100mで優勝・200mで2位、野村が800mで5位入賞を果たしました。男子は2部落ちという非常に残念な結果に終わりましたが、男子1部・3部・女子と出場した全てのカテゴリーで優勝者を含む複数入賞者を出し、慶應の総合力の一端を示しました。
アクセスが不便な場所にもかかわらず、観戦に駆けつけていただいたOB・OGの皆さんには、選手に成り代りまして厚く御礼申し上げます。
入賞者の成績は以下の通りです。

 氏名(学部・学年)種目記録順位(得点)
男子1部永田 駿斗(総4)200m20"76(w)5位(4点)
酒井 由吾(環1)走幅跳8m31cm(w)1位(8点)
男子3部和田 佑太(M2)100m10"801位(3点)
200m21"472位(2点)
野村 直己(M2)800m1'52'795位(-)
女子1部樺沢 和佳菜(総2)1500m4'32"951位(8点)
カラザーズ圭菜ヴィヴィアン(総4)400mH60"797位(2点)
森 凪紗(環4)やり投げ48m85cm8位(1点)

同志社大学対校戦 【7月15日(日)、於:日吉陸上競技場】

関東インカレでの苦い想いを乗り越え、部員たちが新たな目標と位置づけた同志社戦。
昨年男子は1点差での惜敗、女子は大会8回目にして初の敗戦と、非常に悔しい想いをした試合だけに、ホームゲームとして必勝を期して臨みました。
事前戦力分析では男子は順当に行けば勝ち、女子は僅差の勝負になる予測を立てていましたが、代表招集(男子:走幅跳・酒井、やり投・畦地が世界ジュニア選手権出場、女子:1500m・樺沢が関東学連選抜で欧州遠征参加)による欠場や主力選手の故障もあり、直前予想では男子は接戦必至、女子は敗戦やむなしというムードが濃厚となりました。
当日はグラウンドレベルでは40℃を超える猛暑の中、両校の選手とも死力を尽くして戦い、結果は男子が37対26で、女子も20対19でともに慶應が勝利し、昨年の雪辱を見事果たしてくれました。
とりわけ嬉しかったのは、出場選手中8名が自己記録を更新、2名が自己タイを記録するなど、酷暑といえるコンディションの中で好記録をあげてくれたことです。(長距離選手には苛酷な環境の試合となったため、記録更新は次の機会に期待したいと思います)
当日は猛暑日となる中で多くのOB・OGの皆さんの応援をいただき、ありがとうございました。結果的に男子は11点差、女子も競り勝った形にはなりましたが、同志社も近年戦力の充実が著しいため、今後も予断を許しません。OB・OGの皆さんには、今後ともご声援の程、よろしくお願いします。
結果の詳細は競走部HPをご参照ください。

 

その他

ⅰ)OB選手の活躍

報道等でもご承知の通り、6月22日(金)~24日(日)に山口で開催された日本選手権では、山縣亮太(H27卒)が100mで優勝、小池祐貴(H30卒)が100mで4位・200mで2位入賞を果たし、期待通りの活躍をしました。両名はそれぞれ日本代表として8月25日(土)~30日(木)にインドネシアで開催されるアジア大会に出場します。アジアの短距離は近年レベルアップが著しく、決して簡単な戦いではありませんが、両名の活躍に大いに期待しましょう。

ⅱ)代表選手としての活躍

6月7日(木)~10日(日)、岐阜で行われたアジアジュニア陸上選手権に、酒井由吾(環1、走幅跳)と畦地将史(法1、やり投)が日本代表として出場し、酒井は優勝、畦地は2位に入る活躍を見せました。その結果、両名は7月10日(木)~15日(日)にフィンランドで開催されたU20世界陸上選手権にも日本代表として出場しました。畦地はコンディション悪化もあり思うような成績が残せませんでしたが、酒井は自己新記録となる7m79cmの記録(塾新)で5位に入賞する活躍を見せました。大型新人2名の今後の活躍に期待してください。
7月中旬には関東インカレでの活躍が評価された樺沢和佳菜(環2)が関東学連選抜の代表選手として欧州遠征に派遣されました。スイスとベルギーを転戦し、貴重な体験を積んできました。一段の飛躍に向け、本人は懸命の努力を積み重ねていますので、今後の成長に期待してください。

ⅲ)「トワイライト・ゲームス」の日吉開催

関東学連の主催する「トワイライト・ゲームス」が7月22日(日)、日吉陸上競技場で開催されました。
今回で14回目となり、年々定着が図られるとともに、参加者・観戦者の人数も増加しつつありました。例年織田フィールドで開催されてきた大会ですが、観戦するにはやや不向きということもあり、今般初めて日吉陸上競技場で開催する運びとなりました。
スタンドと競技場の距離が近いという競技者にとっては理想的な試合となり、また競技場へのアクセスの良さを歓迎する選手・大会関係者が多くいました。
慶應からは個人5名と男子4×100Rが出場し、永田が100mで10“46(-1.1m)・日本人トップとなる3位入賞(トップ2は韓国代表選手)、酒井が走幅跳で7m71cm・3位入賞、女子400mHでカラザーズが59”68の自己新記録で3位入賞を果たしました。
15:30からの競技開始とはいえ、グラウンドレベルは30℃を超える暑さでしたが、違う意味で熱いゲームとなりました。来年以降も日吉開催を望む声が多くありますので、一人でも多くの現役部員・OB・OGが出場し、ホームグラウンドの試合を席巻すべく力を蓄えていきたいと思います。

 

②今後のスケジュール

同志社戦を終え、8月の各ブロックによる夏合宿を経て、秋のシーズンに向かいます。

<合宿日程>

  • 短距離男子:8月12日(日)~16日(木) 於:妙高
  • 中距離:8月8日(水)~16日(木) 於:坊平
  • 長距離:①8/8~16 於・坊平 ②8/17~30 於:紋別、③9/10~15 於・熊本水上村
  • 跳躍:8月7日(火)~13日(月) 於:いわき
  • 投擲:8月6日(月)~10日(金) 於:山形
  • 女子:8月12日(日)~20日(月) 於:菅平

<主な試合日程>

  • 9月7日(金)~9日(日) 日本インカレ、於:等々力陸上競技場
  • 9月23日(日) 早慶戦 於:早稲田大学所沢競技場
  • 10月13日(土) 箱根駅伝予選会 於:立川(昭和記念公園周辺)

 

などが予定され、その他にも国体や各地での選手権、記録会などの競技会があり、各部員がそれぞれの目標に向け、日々鍛錬を行っていきます。その延長に来年の関東インカレがあり、男子は1部復帰を絶対目標としてチーム・各人のレベルアップに取り組んでいきます。

OB・OGの皆さんには、都合のつく限り競技場に足を運んでいただき、現役部員たちの活躍に声援を送っていただけると大いに励みになります。
また慶應の得意のとする人的ネットワークを活用した勧誘活動へのご協力も引き続きお願いします。

以上、簡単にこの間の活動と今後の日程に関するご報告をさせていただきましたが、今後とも、皆さんの物心両面の温かいご支援を頂きますよう、お願いします。

 

競走部監督・鈴木岳生

 

 

【2018年3月】監督通信

いつも慶應競走部の活動にご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
監督就任後、100周年祝賀会で挨拶をさせていただいたとはいえ、その後の活動報告を怠っていたことをまずはお詫びするとともに、今後は定期的に(年に3~4回)、「監督通信」としてご報告をさせていただきたいと思いますので、宜しくお付き合い頂きますようお願い致します。

さて、今回の内容は大きく2点、①3月25日(日)に行われた納会と、②2018年度のシーズンインに向けて、のご報告です。

 

納会報告

2017年度の納会は3月25日(日)、日吉の学生食堂で行われました。現役部員、コーチ陣、OBにご出席いただき、総勢190名でにぎやかに開催されました。
卒業生は、6名の進学予定者を含め、それぞれ新たな環境に身を置きます。
主将を務めた小池祐貴と女子主将を務めた竹内爽香が社会人アスリートとして卒業後も本格的に競技を続け、東京五輪等日本代表での活躍を目指します。大いに期待したいと思いますので、皆様引き続きのご支援をお願いします。
『就活部会』の皆さんにご尽力いただき、比較的順調に進路が定まったものの、若干名の就職先未定者がおり、来年度に再チャレンジすることとなります。OB・OG訪問等で再びお世話になることもあろうかと思いますが、新4年生・院卒業予定者も含め、温かくご支援いただくようお願いします。
また、2017年度の塾記録表彰も下表の通り、併せて行いました。

 氏名種目記録日本ランキング
1中谷 浩崇(理工4)男子1500m3'45”4733位
2石井 克弥(環2)男子20㎞W1:25’50”40位
3竹内 爽香(総4)女子100m11”7111位
4樺沢 和佳菜(総1)女子1500m4'18”8312位
5樺沢 和佳菜(総1)女子5000m16'12”27
6樺沢 和佳菜(総1)女子ハーフマラソン1:14’40”
7加藤 明日美(法2)女子フルマラソン2:56’09”
8角田 ルアニィ(総1)女子棒高跳3m70㎝32位
9岡嵜 加奈(環2)女子ハンマー投41m61㎝

女子の躍進が目立つ結果となりましたが、下級生の名前も多く見られることから、今後も男女・種目を問わず、記録更新に期待したいと思います。

 

2018年シーズンインに向けて

いよいよ4月から本格的なシーズンがスタートします。
各ブロックとも合宿を終え、それぞれ順調な仕上がりをしているとの報告を受けています。
公式戦のスタートは4月7日(土)に日吉で行われる『東京六大学対抗』となります。ぜひとも応援をお願いします。
新戦力について、現時点で入学確定者の情報をお伝えしますと、

①酒井 由吾君(東京・南多摩中等) 
走り幅跳び:7m68/IH・国体チャンピオン

②畦地 将史君(千葉・東葛)
槍投げ:69m33/IHチャンピオン

③小野 友生君(宮城・東北)
1500M:3‘46“97/IH8位

④鐘ヶ江 周君(長崎・青雲)
槍投げ:63m60/IH決勝進出

⑤小澤 亮太君(埼玉・慶應志木)
400M:48“14/IH準決勝進出

その他、400mで2名の47秒台記録保持者など、男女・各種目で入学が決まっています。

今回、箱根駅伝強化プロジェクトの一環として注力した中・長距離の勧誘活動の成果もあり、AO入試はもとより、指定校推薦、法学部FIT入試、一般受験での入学者など、幅広いルート・種目での新入生獲得に成功しました。
慶應のネームバリューは勧誘時に大きなアドバンテージになる反面、『合格保証』ができないことがハンディキャップになっていることはご承知のとおりです。しかしながら、そのことを嘆いても仕方ありませんので、これまで同様地道な勧誘活動を重ね、慶應ファン・競走部ファン~受験希望者を増やして入学・入部希望者数を拡大するしかありません。
慶應得意の人的ネットワークの強さを活用した勧誘活動へのご協力をぜひともお願いします。

今年の関東インカレは、5月24日(木)~27日(日)に相模原ギオンスタジアムで開催されます。交通アクセスも悪く、観戦・応援をお願いするのも心苦しいような場所の競技場であり、普段から日吉のようなアクセス至便の環境に慣れ親しんでいる身には正直ちょっと敬遠したくもなります。
昨年は女子の大躍進と男子の薄氷を踏む残留劇が見られた関東インカレですが、今年も例年同様、ハラハラ・ドキドキの試合展開が予想されます。是非OB・OGの皆さんの力強く、温かい応援をお願いします。

 

以上、簡単にこの間の活動と今後の日程に関するご報告をさせていただきましたが、OB・OGの皆様が学生だった頃と同様、現役部員たちも与えられた環境の中で、競技力・人間力の向上に真摯に取り組んでいます。
今後とも、皆様方の物心両面の温かい支援を頂きますよう、お願いします。

 

競走部監督・鈴木岳生