残暑厳しい日が続きますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
学生達は秋のシーズンに向け、夏合宿を過ごし大事な試合に準備しております。
私も昨年同様、長距離の菅平合宿に応援に行きました。9月の菅平はラグビーでなく陸上長距離のメッカであり多くの学生が10月14日の箱根駅伝予選会、並びに1月2日の本戦に向け練習を積んでおりました。OBOGの皆様とクラウドファンディングのお陰で3回の合宿を迎え、我が競走部も昨年より怪我人も少なく良い状態で練習に臨んでおりました。実際にポイント練習を見ましたが、随分と迫力が出てきたというのが印象的でした。昨年よりも良い結果が出る事を信じ、当日を迎えたいと思います。
ロードだけでなく、Track & Fieldも負けておりません。9月14日より熊谷にて第92回日本インカレが開催されました。今回は男子30点、女子15点を目標に熊谷に臨みました。結果的に男子14位、17.5点、女子0点という結果であり、昨年の男子13点、女子6点に比べ、数字上はそこまで上がらず、女子は無得点でした。然し乍、数字以上に去年より遥に将来を感じさせる結果でした。これは「強者であれ」をスローガンに抱えた伊藤達也(商4、帝京大学)主将ら4年生のチーム作りの結果です。高い目標を置きそれに向かいチームを鼓舞した結果と言えます。
本インカレでは男子100mで三輪颯太(環3、西武文理)が10“37で4位、400mRで5位、200mも準決勝まで進出しました。昨年は100mと400mRに出場し、怪我で最後まで走れませんでしたが、今年は100m、400mRと大車輪の活躍でした。200m準決勝は7本目のレースでしたが、8本目まで走り切るのは今年の冬の課題となります。
400mRは新メンバーの中島叶雅(商1、慶應)ー三輪颯太ー廣木亮太(理4、浦和)ー豊田兼(環3、桐朋)と繋ぎ、39“00と塾新の全体2位で予選を通過し、決勝での活躍を大いに期待させました。決勝は39“13で5位に終わり、バトンの精度を上げたチームが優勝するのを再認識させられたレースでした。10月の日本選手権リレーでの活躍をご期待下さい。
伊藤達也主将は80m越えの関東インカレ優勝者も予選落ちする混戦模様の中、去年の予選落ちの無念を晴らすべく決勝に進出、68m40で8位入賞となりました。記録も大事ですが、インカレや対校戦は順位に拘らねばならず主将としての大役を果たしました。
豊田兼は昨年400m、400mHと3位、2位でしたが、今年は400mHで予選(49”51)、準決勝(49“09)、決勝(48“91)と3回連続自身の持つ塾新を更新し優勝を飾りました。記録と勝負と夫々大きく成長しましたが、更に上を目指せる可能性を感じたレースでした。
男子に比べ女子は厳しい結果でしたが、1年間怪我に泣き、多くの4年生が活躍した関東インカレでも苦しんだ、副将の岩屋佑未奈(経4、慶應女子)が女子100mで準決勝に進出した事は特筆すべき内容でした。
勿論、男女共に満足出来るものではなく、特に400mRを除くリレー種目に出場出来なかった事は今後の課題であり、部員全員が男女両リレーに出場し活躍するKマークが観たいと感じた事であり、チームの底上げの必要性を感じました。春の関東インカレで大活躍した4年生は特に悔しい思いをしましたが、この悔しさを伝える事で、男子30点、女子15点の目標を来年は達成してくれる事と期待しています。これは残り僅かな4年生の仕事です。
来月10月は1日に同志社戦(京都府 城山)、14日に箱根駅伝予選会(陸上自衛隊立川駐屯地)、21、22日にALL慶應(川崎市 等々力)とOBOGの皆様にもお越し頂き現役に声援を送って頂ける試合とイベントが御座います。4年生は引退となるALL慶應ですが、一年間結果を出しつつ牽引してきた面々をどうぞ声援と拍手で送り出して頂ければと思います。
秋のシーズン、OBOGの皆様のご声援を頂き乍、選手達が活躍する姿を是非、現地でご観戦下さい。
競走部監督
鹿又 理
今年の夏も猛暑が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
箱根駅伝プロジェクトの第二回クラウドファンディングが7月末に
クラウドファンディングを依頼し進める事、
学生たちは真夏の練習と試合で鍛え上げ、9月14日からの熊谷で
早慶戦、日本インカレの前哨戦として海外遠征に出場した、
豊田兼(環3、桐朋)がユニバーシティゲームス(7月28日〜、
国内の各試合でも廣木亮太副将(理4、浦和)が7月のトワイライ
個々の実力がついてくる中、臨んだ男子第99回、女子第2回の早
入賞には届きませんでしたが男子400mの横井健道(法2、
4x200mRは廣木ー三輪ー篠宮ー岡村で臨み、2015年の小
早慶戦を振り返り、選手層の薄さを改めて痛感致しました。
8月3日から北海道インターハイに勧誘に参りましたが、
早慶戦の雪辱を晴らすべく、9月のインカレに向け日々練習を積ん
競走部監督
鹿又 理
夏らしくなって参りましたが、如何お過ごしでしょうか。
早慶戦(8月13日、日吉)、日本インカレ(9月14−17日、熊谷)、箱根駅伝予選会(10月14日、昭和記念公園)に向け、学生達は日々練習に励み、各人が記録会と試合に臨んでおります。
6月25日の布勢スプリントでは今季好調の三輪颯太(環3、西部文理)が男子100mで10“31のPBを更新、日本インカレでの決勝を狙います。
7月1日の実業団学生対抗は学生代表として豊田兼(環3、桐朋)と仲子綾乃(環3、浜松西)の2名が選出され、男子110mHで3位(学生では1位)、女子800mで8位という結果となりました。来年はより多くの選手が学生代表に選出されるチームにしていきたいと思います。
海外遠征では、倉田紗優加(環1、伊那北)がU20フランス選手権(7月14日〜、パリ)に女子槍投げ、豊田兼はユニバーシティ大会(7月28日〜、中国、成都)に男子110mHで夫々選出されました。現役学生が国際大会に出場するのは誇らしい事、是非、活躍して貰いたいと思います。その豊田兼はユニバーシティ大会の前哨戦として7月9日に南部忠平記念の男子110mHに出場、13“48で優勝し、本番も楽しみになって参りました。
活躍という点では、将来のエースの発掘として高校生の勧誘を去年から積極的に進めており、今年は北信越、東北、南北関東、東海、近畿、中国、北九州と7つの地区大会に勧誘に行って参りました。昨年同様、地方在住のOBの皆さんにご協力頂き、150名強の高校生とその指導者の先生方に慶應義塾の魅力を知って頂こうと競走部のパンフレットを全国に手渡して来ました。こうした選手獲得という点で現役とOBOGが一体となって活躍している本活動は重点的に進めて参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
試合以外の準備と致しまして、6月末より箱根駅伝プロジェクトの一環としてクラウドファンディングを始めました。
今回は2回目となりますが、自分たちの夏の長期合宿の費用を捻出する為であり、学生主導の色合いが濃く現れ、長距離ブロックだけでなく競走部全体のプロジェクトとして位置付けられた結果、第一目標額720万円を達成致しました。皆様のご協力、誠に有難う御座いました。第二目標の950万円に向け7月17日の〆切まで再度の一押しを学生達は諦めずに臨んでおります。
お願いばかりで恐縮ですが、諸先輩方のご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
詳細は以下の通りです。
【募集ページ】 https://readyfor.jp/projects/keio_hakone2023
クラウドファンディングに先立ち、船橋や調布など各地域の三田会の会合に、坂本助監督、保科コーチ、そして現役学生が、箱根の魅力、厳しさ、そして競走部の話しをする為、講演に行っております。こうした草の根活動は競走部のファンを1人でも増やすのと同時に、現役学生がどれだけ多くの方々に支えられているのかを知る良い機会と捉え今後も続けて参ります。OBOGの皆さまの所属される三田会で講演する機会が御座いましたら是非、お声掛け下さい。
学生たちは7月下旬からのテスト期間が終了すれば、8月13日(日)の日吉での早慶戦(男子第99回、女子第2回)の最終調整に入ります。
男子は連覇、女子は初勝利に向け伊藤達也主将(商4、帝京大学)以下106代目の活躍をどうぞご期待下さい。
競走部監督
鹿又 理
全国で梅雨入りしたとの事、日吉グランドは雨もありますが気温も上がらず練習し易い気候になっております。
先週末は公式戦も一段落し、一年生も入部した事もあり、日吉の教室で伊藤達也主将(商4、帝京大学)から、106代目のスローガンである「強者であれ」の話しをしました。105代のスローガン「陸の王者、再興」を引き継ぎ、更に強いチームを目指す為、選手、サポート、スタッフが同じ想いで高い目標を持って日々の練習に臨んで参ります。
6月の日本選手権も終了し、競走部としては各自、地元の県選手権等に出場しながらも夏の早慶戦(8月13日、日吉にて開催決定)や9月の日本インカレ(9月14−17日、熊谷)に向け、準備して参ります。
5月末から6月上旬に韓国で開催されたU20アジア選手権に男子走高跳に須崎遥也(商1、丸亀)が日本代表として出場致しました。結果は2m06cmで第5位と実力が発揮出来ず悔しい結果でしたが、同世代のアジアの選手と勝負した事で視野も広がり、将来はシニアの大会で順位を上げて貰いたいものです。
日本選手権では5名の選手が出場しました。大久保綺更(環4、富士)が女子棒高跳、三輪颯太(環3、西武文理)が男子200m、豊田兼(環3、桐朋)が男子400m、400mH、倉田紗優加(環1、伊那北)が女子槍投げ、野田大晴(経1、湘南藤沢)がU20 1500mに出場し、実力差を見せつけられ苦戦致しましたが、一年生乍、倉田が55m05cmで関東インカレに続き塾新を更新し7位入賞を果たしたのは評価に値する結果でした。
他にはOBの小池祐貴(2018卒、立命館慶祥)が男子100mで3位、アスリートコーチとして一緒に日吉で練習をしている寺田明日香(ジャパンクリエイト)が女子100m Hで同タイム乍、着差有りで優勝し、現役に対して勝ち切る姿勢を示してくれました。この2人には8月にブタペストで開催する世界陸上に選出される事を期待しております。
現役の活躍が4、5、6月と続きましたが、未来の現役部員の発掘の為、今週末の6月15日から各地で開催されます、インターハイの地区大会に監督、助監督、現役、OBOGが一体となり勧誘に参ります。今年は地域も広げ、東北(青森)、北信越(富山)、関東(山梨)、東海(静岡)、近畿(和歌山)、中国(岡山)、北九州(福岡)に参ります。
私は6月15、16日は福岡、17、18は岡山に参りますが、全国にいらっしゃるOBOGの皆様に少しでもご協力頂ければ今からでもお願いしたいですし、お時間あれば試合にお越し頂き、現役共々ご挨拶させて頂ければ幸甚です。
全国にいらっしゃる皆様に地区大会でお目に掛かれる事を楽しみにすると共に、現役学生が活躍出来る状況を維持して参りますので、引き続きご支援、ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
競走部監督
鹿又 理
ご寄付の振込先については、以下をご覧ください。
https://www.keio-tfob.org/wp-content/uploads/2023/04/transfer_destination.pdf
伊藤達也主将(商4、帝京大学)率いる106代目の一番の目標である関東インカレが5月11日から4日間、相模原のギオンスタジアムで開催されました。雨も多い寒空の中、厳しいコンディションでしたが、入学以来一度も経験した事の無かった全体応援も復活し、大いに盛り上がった試合となりました。結果は目標としていた男女総合8位、男子50点、女子25点には届きませんでしたが、男子は12位、29点(200、400、槍投、走高跳、三段跳)、女子は14位、20点(800、棒高跳、槍投)と男女合わせて6個のメダル獲得と、昨今ではない数のメダルは評価に値すると思います。
内訳は男子12位、29点はトラック9位(13点)、フィールド7位(16点)。
女子14位、20点はトラック17位(5点)、フィールド8位(15点)となります。
男子総合の順位は7位国士館43点、8位日体大41.5点、9位法政38点、10位中央38点、11位山梨学院33点。
女子総合の順位は8位日女体29.5点、9位日大29点、10位駿河台29点、11位東女体28点、12位法政27点、13位国士館22点。
総合8位は叶わずとも部門別では8位以内となり、取り零し無く実力を発揮出来れば8位は可能性があったと思われます。
他校と比べると出場者の人数が少なく、来季以降の勧誘の必要性を痛感した次第です。
本年も監督、助監督、現役が一体となり各地区大会に参りますので、1人でも多くの有望選手の獲得及び、後輩の入学に向け、OBOGの皆様にもご協力頂ければ幸甚です。
今大会は、初日に主将の伊藤達也が槍投げで3位、副将の大久保綺更(環4、都立西)が女子棒高跳で3位、どちらも雨天で競技中断後に自己ベストを更新してのメダル獲得となりました。2日目は体調不良を推して出場した豊田兼(環3、桐朋)が400mで準優勝、3日目は、期待の大型新人、倉田紗優加(環1、伊那北)が女子槍投げで準優勝、最終日は三輪颯太(環3、西部文理)が200mで3位、武田翔太(法4、慶應)が走高跳で3位と合計6個のメダルを獲得致しました。
このように毎日、複数種目でメダルを獲得した事は雨で寒くなったスタンドで応援した学生を鼓舞したに違いありません。
メダル獲得者の陰には、4月の学生個人で3位の仲子綾乃(総3、浜松西)は女子800mで4位、大型新人の須崎遥也(商1、丸亀)は走高跳で6位、浦津ななの(環3年、中京大中京)は女子棒高跳で去年に続き7位、昨年3位の三浦和真(理工4、都小山台)が三段跳で8位と、決勝の舞台であと一歩上に届かなかった事。
男子400mRは昨年の日本インカレ9位の悔しさを忘れず決勝に進出しましたが、経験不足が露呈しオーバーゾーンで失格。副将の廣木亮太(理4、浦和)は100m準決勝で10”37と好記録でしたが9位だった事。
田島公太郎(環境3、九州学院)、安田陸人(商2、開成)、岩井章太郎(環2、同志社)らが今季は好調にも関わらず、怪我で欠場だった事。
上記の通り、今大会で活躍した選手の陰で、本戦で戦う事の難しさ、スタートラインに立つ事の難しさを各人が痛感し、今後の試合に活かされるとご期待下さい。
今回の関東インカレを通じ感じたのは、1部残留という言葉は彼らには必要なく、次のステージを見据えた、即ちチームとして男女総合8位入賞を目指す事で、選手の意識も変化し、特に4年生が実力通りの働きをしたという点です。例年4年生が1部残留という亡霊に苦しむ事が多く怪我で実力を発揮出来ない事が多かったですが、今年は選手の目線が上がり、2部を意識する事なく、存分に実力を発揮した事が例年にないメダル数に繋がった事と思います。
我々が目指す「強くて良いチーム」は、徐々に出来上がっております。選手を送り出すサポートから応援まで連日、雨や寒さの中で大声援を送り選手を鼓舞する姿はチームの一体感を感じさせるものでした。
目標であった関東インカレは終了致しましたが、全部員が次の目標である早慶戦、日本インカレ、同志社戦、箱根駅伝予選会に向け、もう一度精進して参りますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
又、インカレに合わせて金一封を頂いたS62卒の皆様、現役の齊藤凛太郎君のお父様、そして悪天候にも関わらず連日応援にお越し頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。
監督
鹿又 理
新年度が始まり、4月1日には入学式が催され、競走部にも新入生が入部して参りました。
現役部員は学年を一つ上げ、先輩としての自覚を持って日々を過ごしております。
入学式の翌日、今年度の公式戦初戦である六大学対校戦が10年振りに国立競技場で開催されました。
結果は男女共に総合3位となりましたが、成績以上の手応えを感じられた試合でした。
試合内容は関東インカレで活躍が期待される4年生が実力通り勝ち切り、主将の伊藤達也(商4、帝京大学)が槍投げ、跳躍ブロック長の三浦和真(理4、都小山台)が三段跳、武田翔太(法4、慶應)が走高跳で優勝し、1、2年苦労した3年の三輪颯太(環3、西部文理)が100m、期待の大型新人の倉田紗優加(環1、伊那北)が槍投げで夫々初優勝しました。
優勝以外に豊田兼(環3、桐朋)が400mHで準優勝、木村有希(総3、葵)が5000mで塾記録で5位入賞、木村は翌週の世田谷競技会で10000mでも塾記録を樹立するなど、関東インカレで活躍が期待される種目が数多く出ました。
勿論、課題もあり、各人がこれから1か月で修正をしていく事になります。
この六大学対校戦は結果以上にチームに良い物をもたらしました。直前に国立競技場で開催する事が決まり、時間も経験も無い学生サポートメンバーが手探り乍、国立競技場や協賛企業、他大学との調整、プログラム作成や番組編成を深夜迄行いました。この努力を選手が間近で見ていた事もあり、ここまで選手とサポートが一体となって臨んだ試合はかつて無い程でした。
100mの優勝インタビューで三輪颯太が「国立で開催され、そこに携わったサポートメンバーへの感謝」のコメントを最初にしました。こうした想いが「強くて良いチーム」を創っていると思いますので1ヶ月後の関東インカレにご期待下さい。チームの目標は男女総合8位入賞、男子は50点、女子は25点。これが達成出来れば男子は47年振り、女子は初の快挙となります。短距離、障害、中距離、長距離、跳躍、投擲と各種目に入賞する選手が挙げられ、今迄以上の結果が見込めるインカレだと思っております。5月11日〜14日迄、神奈川県相模原ギオンスタジアムで開催致します。不便ではありますが、学生の快挙を是非、現地にてご観戦頂ければと思います。
今回の六大学対校戦から中澤仁競走部部長のご紹介で加藤正昭さんという方にカメラマンを依頼する事になりました。加藤さんはお仕事をされながらスポーツカメラマンとして活躍され、東大野球部や東大ア式蹴球部のカメラマンもされていらっしゃる方ですが、競走部OBではないにも関わらず今回、ボランティアで塾競走部の写真を撮って頂きました。その際、加藤さんからのお願いとして、自分の写っている写真を「年に2回、母校の先生に送って下さい」と言うものです。母校の先生は地元で教え子の活躍を必ず気にしているが中々自分から連絡は取り辛いものです。だからこそ、恩師にこの写真を使って報告して欲しいというものでした。素晴らしいお考えであり、直ぐに実行する事と、監督として学生に対し、先生だけでなく、ご家族にも撮って頂いた写真を送って欲しい旨を伝えました。地方にいらっしゃるご家族は勿論の事、実家から通う学生も家族と話す機会も限られ、こうした報告は必ず必要だと思っております。
現役の活躍はOBOGの皆様は勿論の事、高校の恩師やご家族にも報告していき、チームとして一体感を出して参りますので、今後共宜しくお願いします。こうした写真は現役のサイトからも閲覧出来る様に致しますので、是非ご覧下さい。
先日OB会長と連名で出させて頂きました、競走部への寄付のお願いですが、160名の現役を抱え、更に上のレベルに選手を押し上げていく中で、コーチ、トレーナー等多くの競走部OB以外の多くの方にお願いしている状況です。
先ずは現在必要とされる金額を述べさせて頂きましたが、皆様のご理解とご協力を得た上で、現役が活躍出来る環境を整えて参り度、どうぞ宜しくお願いします。
競走部監督
鹿又 理
ご寄付の振込先については、以下をご覧ください。
https://www.keio-tfob.org/wp-content/uploads/2023/04/transfer_destination.pdf
徐々に暖かい日も増え、春の訪れを日吉グラウンドでも感じております。
学生たちはシーズン直前の大事な時期を怪我なく質の高い練習に励んでおります。
先日、藤木健人(4年、商、桐朋)が主将を務めた105代目を送り出す納会がありました。入部1年足らずで新型コロナウィルスの影響で全体集合も授業にも出れない日々が続き、練習だけでなく、部に馴染む事や試合にも出れない日々を過ごした大変な代でした。それでも徐々に練習が出来る環境になり、自分たちがコロナから戻ってきたように競走部も戻るのだと言う気持ちが、「陸の王者 再興」というスローガンになったと思います。このスローガンを達成する為、目的意識、自分ごと化、信頼の3つを意識し行動した事で、4年時に監督が交代した際にも、藤木主将の下、自分達の想いを強く持って各試合に臨み、六大学では女子は総合優勝し、劣勢と思われた関東インカレも好成績を残し、同志社戦、早慶戦も勝利しました。
自分の代だけでなく、後輩の事をよくよく考えて行動した代でもあり、彼らのお陰で106代目は伊藤達也主将(3年、商、帝京大学)以下、チームがよく纏まり、良い雰囲気の中、春のシーズンに向け準備が出来ております。
選手達は入部当初は合宿にすら行けなかったメンバーが選抜合宿で揉まれております。
跳躍ブロックの三浦和真(3年、理工、小山台)、短距離ブロックの岩井章太郎(2年、環境情報、同志社)らが関東学連の沖縄での選抜合宿に参加。短距離ブロックの豊田兼(2年、環境情報、桐朋)は日本代表マイルリレーのカルフォルニアでの選抜合宿に参加しております。塾競走部だけでなく、選抜合宿で周りの強さに刺激を受け、一皮剥けてシーズンインしてくれる事をご期待下さい。
シーズン初戦の公式戦である東京六大学対校戦は4月2日(日)に新国立競技場で開催されます。今大会から付属校だけでなく、広く東京、神奈川、千葉、埼玉の中高生にも声掛けし、将来、東京六大学に入学したくなるような大会作りを目指しております。又、OBOG以外の実業団選手にも多く参加して貰い短距離、長距離と今季初戦からレベルの高い試合が観戦出来る事と思います。
今大会は実に10年振りの新国立競技場での開催ですが、公式戦は関東インカレ(相模原)、全日本インカレ(熊谷)である事から、後輩たちの活躍を新国立で観戦出来るのも今季はこの試合だけですので、是非、新国立に足をお運び頂ければと思います。
伊藤達也主将率いる106代目の目標は男子総合準優勝、女子総合優勝です。
例年、男子は法政、早稲田の後塵を拝しており、女子はニ連覇を目指しますが、既存戦力の充実具合と新一年生の新戦力が噛み合えば、可能性は十分に御座います。
トラックシーズン開幕まで、残り僅かです。今季もご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
競走部監督
鹿又 理