新型コロナウィルスのパンデミックは世界の社会構造を一変させ、非接触・非対面の社会生活は、もはや日常のこととなっております。このような環境においても、困難な状況を克服して様々に工夫し、新たな価値社会の創造に向けた取り組みも進んでおり、「なければ創る」という「一つ先の、想像力と創造力」を発揮していかなければと日々感じております。
さて、OBOG会の活動においても、現役公式戦の無観客開催や総会のオンライン開催など、グランドや競技場、懇親の場などで、時間と空間をリアルに共有することができない環境が続いております。このような環境だからこそ尚更に、「タイムリーな情報発信・共有」と、「オープンで分かりやすい倶楽部運営」の重要性を改めて強く認識しております。
そこで、今期の新たな取り組みを以下に記載いたします。
① 「仮称;記憶を記録に」プロジェクトの推進、「仮称;歴史資料室」の創設・運営
会員の皆様の競走部活動における体験談・エピソードを記録・共有していく活動を通じて、幅広く会員・現役部員の繋がりを強めていく。また、過去の貴重な資料などの散逸を防ぎ、受け継いていく。
② 競走部活動への支援体制の強化
大学競走部との連携のもと、現役活動への支援強化を目的に、倶楽部の支援資金(一般・特別強化費・箱根PJ) を一元的に運用する。また、箱根プロジェクト(大学競走部・SFCヘルスランニングデザインラボ・陸上競技倶楽部の3者協働プロジェクト)活動を推進する。
③ 倶楽部会則の見直し・整備
多様化する価値観への対応など今日的な観点も踏まえ、活動の基本的な考え方・会員資格や義務の明示など会則を整備する。
このような取り組みを通じて、伝統を継承しつつ、新たな環境・価値観に即した倶楽部活動を目指してまいります。
引き続き皆様のご理解・ご支援をお願いします。
2021年9月
田﨑 博道(1979年卒)
新型コロナウィルス対策のため大会が無観客開催となり、その他対面での活動が制限され、従来から行っていたOBOG会の活動の多くがそのままの形では実施できない状況が続いております。今後も当面はこのような状況が続くものと見込まれ、OBOG会活動も当面はオンラインが中心になると想定せざるを得ません。
このような環境下、競走部・OBOG会の活動状況を会員の皆様にタイムリーにお伝えし、また会員の皆様の声をOBOG会活動に反映できるよう、情報発信やオンラインでの活動を充実させるなど現役とも連携してさらに工夫をして参りたいと思います。
その第一歩として、2021年度の事務局体制を以下に掲載いたします。従来からの委員会・部会の活動を再構築するとともに、新たな取り組みへの対応として記憶を記録にプロジェクトチームと現役活動支援部会を新設しております。また、各部会のミッションも掲載いたしますので、是非ご一読下さい。
創部105年目を迎えた競走部が新たな時代に即して飛躍できますよう、更なるお力添えを賜りたく、引き続き宜しくお願い申し上げます。
2021年9月
高野 裕子(1987年卒)
■ 名誉会長 | |||
保利耕輔(1958) | 田中 嵩(1959) | ||
■ 顧問 | |||
上野賀亮(1964) | 田口利正(1964) | 早川 浩(1965) | |
石川 博一(1966) | 根本 武夫(1966) | 岡松武司(1967) | |
岸上 忠彰(1967) | 菅井 徹(1967) | 喜田武志(1968) | |
野瀬正顕(1968) | 川合伸太郎(1969) | 石原博志(1972) | |
福寺誠一(1973) | 前島伸行(1974) | ||
■ 役員 | |||
・会長 | |||
田﨑博道(1979) | |||
・副会長 | |||
吉田 暁(1977) | |||
・常務理事 | |||
高野裕子(1987) | |||
・理事 | |||
細田浩之(1983) | 藤坂英二(1989) | 鹿又理(1994) | |
朽津広達(1997) | 小川涼平(1997) | 藤井拓也(1998) | |
細萱智大(1998) | 平尾祥一(2001) | 和田 篤(2002) | |
・監事 | |||
佐藤政司(1975) | 望月大輔(1995) |